地球に湧いた虫よ

きがむいたら書いてる

爽やか豪速球

最近なんか年だからかしらんが、寝ても寝ても眠くって、仕事中も睡魔が止まらない。
だけどこんな私でも一端のオフィスレディー。社会人として「あかん、寝たら死ぬで」と真面目心が呼びかけるんだけども、それでも睡魔の悪の手は容赦なく私にふりかかるのです。睡魔。あいつはたちが悪い。


女としてどころか、人として終わってるレベルのすげえギリギリの顔して踏ん張ってればまだマシで。意識が飛んだり飛ばなかったりしたとかしてないとか…

そんな折、タイに旅行にいった陽気なお友達がお土産をくれた。丁度リップクリームのようなスティック型の形状のものなのだが、ヤードムというらしい。

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爽快感が素晴らしい良品だよと聞いたけど、
まあ、あれっしょ?コロンみたいな?なんか?さわやか系の?大学生みたいな?そんな香りでしょ?若い香り?みたいな?え?なにそれ最高じゃん!!!!!!!大学生男子(じゅるるるる)と思いつつ開封して鼻からスゥ~っと嗅いだんですよ。






…あの…これ…バリッバリ本気のやつやわ。勢いよく吸ってちょっと泣きましたし。

そこに爽やかイケメン大学生(運動神経抜群)は、おりませんでした。畜生。


多分中に強面の大リーガーがいて150km越えの豪速球でミント玉みたいなのを本気で投げつけてくる。バッシーン!!!ストラーイッ!バッターアウッ!みたいな。
主審が大きな声で私の完敗を告げたのが聞こえたもん。え?野球の見すぎではありません。

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しかし奇しくもそれが完全に私のかゆいところに手に届く逸品だった。
強制的に眠い頭をピシャッッとさせてくれたんです。3・2・1・ピシャッと。目覚めた。
最近は大リーガーを鼻に住まわせて仕事しています。ありがとう友達。ありがとうタイ。ありがとう強面の大リーガー。

しかもこれ、タイの人たちは高確率で所持しているらしい。そして鼻につっこんだ状態で過ごすツワモノもいるとか。
結構強烈なので香り嗅ぐだけでも気管全体に響き渡る爽快感なんですけど、人間の寛容性はすごいと思わさせられます。

いつのまにか成分に慣れて香るだけでは物足りなくなるなんて、なんかヤバイ薬みたいだけど全然健全なやつです。多分。しらんけど。

ちなみにヤードムは使用方法が2通りあって、長いキャップを開くと嗅げるようになってて、
短いキャップを開けると液体を手に取って塗れるようになっており、あの、鼻の下とかに塗るとしばらく効果がでます。タイの人の爽快感に対する本気度がわかりますね。すごい本気で開発しておられる。

ただ鼻の下に塗ったあと、指にヤードムが残っている状態でうっかり目を触ってしまって、
目がヒョッエーーーーー!と叫び、涙も鼻水もとまらんくなって、アイメイクが全滅するいう事態が起こるので注意しましょう。私が。実証済み。

さてアフィリエイトみたいな記事ですけど、違うんで、あの、お金には困ってますけど。
そういうつもりではなく、全国の眠い人たちとスースーしたい人には是非使ってほしい。花粉症の人とかさ。


ほんとうに。私はそっこーでネットで注文しました。お値段もかわいいです。こやつ。楽天で1個あたり2〜300円くらい。6個組のやつだったのでお土産の1つと合わせて7個もあるので後半に差し掛かる頃には両鼻の穴にぶっこんでるかもしれません。


ちなみに熱く語りましたが、私が知らなかっただけで「は?????今更なにゆーとん。自分。こんなん日本でも皆もっとるやんけ!お前何人なんじゃ!」とかだったらどうしよう。という気分でお届けしました。