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地球に湧いた虫よ

きがむいたら書いてる

危険な香り

こんばんは。今年の冬、特に西日本は例年より厳しめの寒さになると伺ってそれだけでもう冬をギブアップしたい私です。人間も冬眠というシステムを導入すべきだったよ、と神様に愚痴りたい。

私は冬が嫌いです。寒いから。ですが、社会人になってからというもの、暑さや寒さといった季節特有の気温の厳しさを真正面から感じる機会が減ったと思いませんか。そう、エアコンによる適温環境下で心地よく過ごす時間が主となったから。まじで社会人って最高かよ。現代最高。そしてメーカーに感謝。

しかしここは常時厳しい環境と無縁などという楽園みたいな甘っちょろい世の中ではない。壁を乗り越えた先あるのはまた壁なのだ。

私の職場に、たしか40代半ば頃になる男性がいるのだがその人が近づくとドキリとする。
勘違いはしないでほしいのだが、恋などではない。危険を感じるのだ。本能が呼吸を瞬間的に止めてしまう。

実はその人、ものすごく、"香る"のである。

香りとは人それぞれ感じ方があるのでものすごく個人的な意見として捉えてほしいのだが、その香りが私にはどうしても悪臭なのである。

香水のきつい香りであればまだ言いようがあるが、その、体本来の、素材そのものの香りがする。一番注意しずらいパターンのやつだ。

職場同フロアの職員一同がそれをどのように感じているかは、一部の意見しか伺っていないのでこちらもあくまで偏りのある統計ではあり恐縮なのだが、「悪臭である」という回答をざっくりと多い。もちろんそうでない回答の方も居ましたので一概に絶対悪とは言えませんが。一応私の中で私の感覚は過半数の部類に属している。

そう。それで、冬は換気をしましょう!と良く言うが、寒さにおびえてなかなか換気を行わない私どもに痛恨の香りが漂うのだ。それもなぜか冬になってからがひどい。
締め切った部屋に暖房がぬくぬくとした空間を作り出してくれる。その中に、その香りが漂うのだ。地獄である。

夏というのはどんなに頑張っても汗をかいてしまう。その汗は目に見え、本人にとっても気になる存在として認識されているのだろう。それなりの対処が実施されている姿を私も目撃したことがある。

では冬はどうだろう。冬にダラダラと汗をかくことは稀である。よほどのことがなければそんなに目に見える汗をかかない。

しかしだ、冬は蒸れるのである。

ここでひとつ恥を忍んで告白したいのですが、正直、私の足はどちらかというと臭い部類、いや時として人ひとり失神させれるのでは?と思うほどの時すらある。それは特に冬で、タイツにブーツは最悪の化学変化を起こすのである。(しかしやめられない)それを、あらゆる手段をググっては実施し、最低限にとどめようとするが社会では基本だと思っている。

なにを言いたいかというと冬こそ油断をしてほしくない。
夏にあれほど対策を練られていた方なのだ。油断さえしなければきっと制御できる範疇なのだ。

しかしこういう体本来のものであるからこそ、表立って「こうしなよ」と言えない。ましては倍とまではいかなくともかなり年上の先輩なのだ。しかも困ったことに独身なのである。気付いて注意できる人がいない可能性がかなり高い。

と、ここまで長らくダラダラと、かつ遠慮なく人の香りについて語ったが、そこで私が行きついた問題は「本人へどう伝えるか」「この現象への対策」ではない。それはもう換気するしかない。私に度胸はない。私は一番席も遠くで被害は少なめだし。

そうではなく何より恐ろしいのは「独身」という2文字だったのである。

将来的に私の足のくささや、腹のでっぱりを注意してくれる。そんな相手が見つかりますように。年明け一番にお祈りする内容が決まったことをご報告します。なお、例年と差異なしです。